百里のつぶやき

看護師として、セラピストとして日々の気づき

男の純情

還暦を過ぎて未だに独身。

 

今にして男の純情を知る。

 

男性の生態をあまり知らないまま歳を重ね、色気が全く無くなったせいか男友達が沢山出来た。

皆さんそれなりのお年で、もちろん既婚者。

なので恋愛感情など全く無く、週に一度は酒を酌み交わす飲み友。

お酒が入り口も軽くなる。

 

男同士の会話に参加、えぇ〜!男の人って皆そうなの⁈と今更ながらに目からウロコ!

妻が居ながら女遊びは当たり前らしい。

 

自分のことを愛していたら浮気なんてしないって信じていたのに…何だか女の純情を裏切られた感じだ。

 

どんなに良い妻で妻の事を大切に思っていても、それとこれとは別ものらしい。

 

しかし、男には男の純情があるようだ。

 

初恋の女が忘れられない、いつまでも大切に思っていらっしゃる。

 

私の初恋っていつだったか?誰だったか?名前や顔すら出て来やしない。

女は過去を振り返らない。忘れられない人が居るかもしれないが、それは初恋とは限らない。

 

男の人はいつまで経っても初恋の胸のトキメキを懐かしむ。

 

きっと純情で純粋で美しい思い出だから。

 

その思い出の人と会うと昔の純情で純粋だった自分に返るような気がするのか?

 

青春時代の曲を聴いて昔の思い出がどっと蘇えり、その頃の自分に帰ったような気分になるように。

 

女にとって摩訶不思議な男の純情。